このレッスンでは、マウスピース矯正において、特に重要な処置のひとつである「アタッチメント装着」についてご紹介します😌
目次
- アタッチメントとは
- アタッチメント装着を行う理由・目的
- アタッチメントは痛い?
- アタッチメントを付けた後の注意点
- まとめ
アタッチメントとは
アタッチメントとは、歯に直接付ける小さな突起のことです。歯とほぼ同じ色をした樹脂の素材(レジン)でできており、歯に付いていても目立ちにくいです。
アタッチメント装着を行う理由・目的
アタッチメント装着は、歯を効率良く動かすために行います。アタッチメントを利用することで歯に力がかかりやすくなります。歯並びや歯を動かしたい方向によって、さまざまな形のアタッチメントを使い分けます。また、どの歯につけるか、歯の中でどの位置につけるかも、矯正計画によってさまざまです。
アタッチメントを付けた後にマウスピースをはめると、マウスピースの浮いている感じがしたり、マウスピースと歯の間に隙間ができたりするかもしれません。ただこの隙間は徐々に埋まってくるもの。アライナーチューイー(マウスピースを噛み込むときに使うゴム製で筒状のもの)を噛みながらマウスピースをはめると、フィット感が良くなります。
なおアタッチメントは、治療が終了したら外します。
アタッチメントは痛い?
アタッチメントにより歯が動くことによる痛み
アタッチメントを付けると、歯に力がかかりやすくなります。これにより歯の負担が大きくなり、アタッチメントを付ける前よりも痛みを感じるかもしれません。ただこれは歯がしっかり動いており、歯並びが綺麗に治っていっている証拠です。ただこれは、数日経てば慣れて痛みを感じなくなります。
マウスピースを外すときの痛み
逆にマウスピースを外すときにも、アタッチメントがマウスピースに引っかかることで痛みを感じるかもしれません。しかしこれも、数日経てば歯が移動してきたことで引っかかりが少なくなり、痛みを感じなくなるでしょう。
ただし、アタッチメントがマウスピースに引っかかるからといって、力をかけすぎたり無理やり外したりしないようにしましょう。アタッチメントが取れてしまいます。
アタッチメントが粘膜に当たることによる痛み
食事や歯磨きの際にマウスピースを外すと、アタッチメントが粘膜に当たりやすくなります。これにより粘膜が傷付いたり、口内炎ができたりすることがあります。
数日〜1週間ほど様子を見ても粘膜の痛みや口内炎が治らない場合は、歯科医師に相談しましょう。
アタッチメントを付けた後の注意点
アタッチメントが取れてしまった場合はLINEにてご連絡ください
ケアは念入りに
歯を磨くとき、アタッチメントも意識して磨きましょう。アタッチメント周りには汚れが付きやすくなっています。また、お茶やコーヒー、ワインなど着色しやすい飲食物には注意しましょう。
細かい部分が磨きにくい場合は、下のイラストにあるような「タフトブラシ」を使ってみるといいでしょう。
アタッチメントが取れたら
アタッチメントに力がかかると取れてしまうことがあります。アタッチメントは歯を効率良く動かすために必要な処置なので、付け直す必要があります。繰り返しになりますが、その場合はLINEにてご連絡ください。
まとめ
この章のまとめです。
アタッチメントを行う理由・目的
- 歯を効率良く動かすため
アタッチメントを付けた後の注意点
- ケアは念入りに行う
- 取れてしまった場合はLINEにてDPEARLに連絡する
矯正を始める前にお伝えしておきたかった内容は以上になります。お疲れさまでした😌
次回来院時にマウスピースをお渡しするまでもうしばらくお待ちください。また次の記事でお会いしましょう!