このレッスンでは、マウスピース矯正の装着時に欠かせない、アライナーチューイーについて解説します👄
チューイーとは
チューイーとは、マウスピース矯正で使用する丸く弾力のあるロール状のチューブのことです。弾力があるので、多少咬んだ位では壊れたりちぎれたりしない仕様になっています。
マウスピースを装着する際には、チューイーを必ずしっかり噛んでいただくことが大切になります。
なぜチューイーを使うのか
マウスピース矯正は、マウスピースを交換しながら歯を移動させていく仕組みです。そのため新しいマウスピースは今ののお口の歯並びより歯が動いた時の形で作られています。
そのまま着けた場合、一見奥までマウスピースが嵌まりきちんと装着されているように見えます。しかし、一見そう見えるだけで、実は嵌まっていないことが多いのです。
そこで「チューイー」の出番となります。マウスピース矯正を行う際、歯の表面にはアタッチメントを取り付けます。そうすると、アタッチメントにひっかかって、マウスピースを普通に入れるだけでは、微妙に浮いてしまうことあるのです。そのため、チューイーを噛んで、マウスピースをしっかり嵌め込む必要があります。
マウスピースどうしでつよく噛み合わせるだけでは、マウスピースを完璧に嵌め込むことはできない上に、変形の元になってしまいますので、必ずチューイーを使うようにしてください。
特に新しいマウスピーに交換を行う際のチューイーの使用はもっとも重要です。なぜなら、この時のマウスピースが最も浮き上がりやすいからです。
具体的な使い方
- まずチューイーを前歯で噛む
グッグッグっと噛みしめて前歯のマウスピースを押し込みます。
チューイーを前歯どうしで噛み切るように咬むことがポイントです。
- 奥歯で強く噛む
続いて、奥歯でグッグッとチューイーを噛みます。すると、マウスピースがギュッキュっと押し込まれ、しっかり嵌まるようになります。この時、チューイーを2つ使用して左右両方の奥歯で噛んでください。
まとめ
チューイーの噛み込みは、マウスピース矯正を順調に進めていくために欠かせません。痛みが生じることもありますが、マウスピースをしっかり嵌められれば、歯の移動もより一層実感できるはず。マウスピース交換時には、ぜひチューイーを使った噛み込みをやってみてください😚